社会人入試を活用して看護師になる方法

看護師を目指す方の中には、社会人としてすでに会社や企業などで働いている場合もあるでしょう。ここでは、会社や企業などで働いている方が看護師になるための手段を紹介します。

社会人としての経験を評価してもらえる、社会人入試というものが存在します。これから入学する看護学校や大学を決めようとしているなら利用を考えましょう。

社会人入試の一番のメリットは、学業を中心にしている学生は受けられないことです。
一般入試の場合は英語や国語などの学科テストが用意されているため、たくさん勉強できる環境にある学生が有利です。社会人入試なら学生は受験不可なので同じ土俵で戦わずに済みます。
ちなみに社会人入試の場合は学力テストがなく、小論文と面接だけで合否が決まるところが多いです。そのため、何年も勉強から離れていて、英語や国語に自信がない方でも受験しやすいでしょう。

社会人入試を利用するデメリットは、倍率が非常に高くなってしまうことです。
募集人数が少なく、それに加えて学力テストが用意されていないケースが多いため、倍率は高くなって当然だといえます。看護学校や大学によっては、一般入試より2倍・3倍高くなってしまうケースもあるので気をつけましょう。
ただし、社会人入試のほうが早く行われるので、落ちてしまった場合は一般入試にチャレンジすることが可能です。そのため、絶対に看護師になりたい時はもしものことをきちんと考え、希望するところの学力テストの勉強も行っておきましょう。